トレドとは
トレドはスペイン中央部に位置し、中世の歴史を色濃く残す街。かつてのスペイン王国の首都であり、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教が共存した歴史を持つことから「三文化の街」としても知られています。
古い石畳の道や大聖堂や美しいアルカサル(城塞)が訪れる人々を魅了します。
展望台とは?その場所と絶景について
トレドの展望台「ミラドール・デル・バジェ(Mirador del Valle)」は、街の南側に位置し、タホ川(Tajo River)によって囲まれたトレドの旧市街全体を一望できる絶景ポイントです。
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展望台へのアクセス方法
①徒歩
展望台まで徒歩で向かう場合、旧市街中心部から約30~40分かかります。道中は坂道が多く、特に夏の暑い時期や荷物がある場合は体力が必要です。
②バス
トレドの中心部から展望台へは市内バス(L71)も利用可能です。窓が閉じていることが多いため、景色を楽しむには不向きです。
料金は約1.50ユーロ、所要時間は約15分です。1時間に1本しかないので、展望台で長時間待つことになります。
③ソコトレン(Zocotren)
Train vision社が運行する観光用のミニ列車ソコトレンは、トレド旧市街の絶景ポイントを一周しながら展望台にも立ち寄る人気の移動手段です。窓がなく開放的な車両から、道中の景色を存分に楽しめます。
料金は約7ユーロ(大人)、子ども料金もあり、所要時間は約45分です。
ソコトレンの乗り方
1. チケット購入
チケットは、「ソコドベール広場(Plaza de Zocodover)」で購入できます。ピンクのチケットブースが目印です。
オンライン予約も可能ですが、スペイン語のサイトなので厳しいと思います。
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2. 乗車場所
チケットを購入したら、坂を登って乗り場へ向かいます。ピンクの案内板が設置されているので目印にしてください。
3. 運行スケジュール
ソコトレンは約30分間隔で運行しています。人気の時間帯や繁忙期混雑するため、事前にスケジュールを確認しておきましょう。
ソコトレンからの景色
ソコトレンの魅力は、何といってもその景色!旧市街を抜けると、タホ川沿いや丘の風景が広がります。展望台では約10分の停車時間が設けられており、写真撮影や景色をゆっくり楽しむことができます。
再出発時には車掌がブザーや声かけで知らせてくれるので、乗り遅れの心配はありませんが念のため気をつけましょう。
注意点
右側の席を確保する
ソコトレンは自由席ですが、景色を楽しむには右側の席がおすすめです。常に右側にトレドの街並みが見える状態です。出発時刻より早めに乗り場に到着し、席を確保しましょう。
自力では難しいと感じた方へ
徒歩は疲れるし、乗り物は不安…という方には、マドリード発の日帰りツアーがおすすめです。このツアーではトレド(展望台含む)と一緒にセゴビアも巡ることができます。
\ツアー料金7,749円〜/
セゴビアは白雪姫のお城のモデルになったアルカサルやローマ水道橋がある見どころの詰まった街です。
まとめ
トレドの展望台「ミラドール・デル・バジェ」へは、徒歩、バス、ソコトレンの3つのアクセス方法がありますが、観光と移動を兼ねて楽しめるソコトレンが特におすすめです。ぜひ、この記事を参考に絶景を堪能してくださいね!
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