【ケアンズ】グレートバリアリーフをセスナで遊覧飛行するツアーに参加してみた

オーストラリアのケアンズでは、グレートバリアリーフをセスナやヘリコプターで上空から見る体験ができるということをご存知ですか？

海外でセスナに乗ると聞くと、ハードルが高く感じる人も多いと思います。そこで今回は、セスナの遊覧飛行の料金や当日の流れなどを詳しく解説します。

なぜセスナがおすすめなのか

グレートバリアリーフを観光する手段は数多くありますが、なぜセスナがおすすめなのでしょうか、、？

理由①高度が低い

セスナは上空数百メートルを飛行します。飛行機と比べると低い高さで飛ぶのでグレートバリアリーフを見るのに最適な高さです。空から見るグレートバリアリーフは、地上や船からでは決して見られない景色を楽しむことができます。

理由②天候に左右されにくい

パイロットが曇を避けて飛行してくれます。天候に左右されやすいと思われがちですが、セスナならば高度や航路を変えて雲を避け、常に最高の視界を確保してくれます。そのため、地上から見ると雲が多い日でも、セスナ遊覧飛行ならば問題なく楽しめることが多いです。

参加したツアーの料金

一般的に、ケアンズ発のセスナ遊覧飛行は1時間程度の飛行で送迎付きで約250～400オーストラリアドルです。価格はツアーの内容や所要時間、シーズンによって異なりますが、この範囲内で設定されていることが多いです。

ちなみに私が参加したのはGSL Aviation社の『Reef Hopper』というツアーです。一人当たり送迎付きで259オーストラリアドル（約25000円）でした。

当日の流れ

セスナ遊覧飛行の当日の流れをご紹介します。

集合

指定された場所/時間に集合します。多くの場合、ケアンズ市内の宿泊施設から空港までの送迎サービス含まれています。そのため、ホテルのエントランスでピックアップしてくれます。集合時間は離陸の約1時間前が一般的です。

※参加後に気がついたのですが、私の場合はパイロット本人が迎えにきたのでびっくりしました。笑

空港到着から搭乗まで

空港に到着し、参加者が全員揃ったら、飛行中の安全注意事項の説明を受けます。私が参加したときは日本人スタッフもおりましたが、映像付きで日本語字幕もあったので、説明動画が英語でも内容を問題なく理解することができました。

安全についての説明が終わったら、移動し、いよいよセスナ機に搭乗です。

離陸

セスナ機に乗り込んだら、シートベルトを締め、ヘッドセットを装着します。許可が出たら滑走路で加速し離陸します。離陸直後から、壮大な景色が広がり始めます。ケアンズの市街地を抜け、美しい海岸線や緑豊かな山々を眺めながら、徐々にグレートバリアリーフに近づいていきます。

グレートバリアリーフの上空へ

グレートバリアリーフ上空に到達すると、その壮大な景色に息を呑むこと間違いなしです。グレートバリアリーフの全貌を一望できるだけでなく、高度な高すぎないため細かい部分も目にすることができます。

透明度の高い海は、まるで宝石のようにキラキラと輝き、様々な種類のサンゴ礁を見ることができます。

特に、コアラの形のリーフや、グリーン島や砂の島といった有名なスポットを上空から見ることができるのは、セスナ遊覧飛行ならではの特権です。パイロットはリーフの見どころを丁寧に解説してくれます。英語ですが、、。

写真撮影のために速度を落としたり、左右両方の座席の人が楽しめるように旋回したりしてくれます！

さらに、季節やタイミングによっては、マンタやウミガメなどの海洋生物を目撃することができるかもしれません。自然の神秘を間近に感じられるこの体験は、一生の思い出になることでしょう。

乗ってみた感想

セスナ遊覧飛行は、グレートバリアリーフの魅力を最大限に堪能できる最高に贅沢な体験でした。また、送迎の時間を含めて3時間程度で体験できるため、時間が限られている人にもおすすめです。乗る前までは、1時間2.5万円という料金は高いと感じておりましたが、乗ってみると安いと思えるほど最高の経験となりました。

ぜひ一度、この特別な体験をしてみてください。きっとその美しさに心を奪われること間違いなしです！