この記事で分かること☟
・HPの記載とは異なる過酷スケジュール
・ツアーの流れと事前に準備すべきこと
・20代女が実際に参加してみた感想
ジンベエザメと99%以上の確率で一緒に泳げる場所があるのはご存知ですか?
フィリピンのセブ島のオスロブでは、ジンベエザメとほぼ100%の確率で遭遇できます。しかし、そのツアーにはとても過酷なスケジュールで注意すべき点がいくつもあります。
怖がらせてしまいましたが、対策をすれば全く問題ありません。今回は、実際に参加した経験をもとに、オスロブのジンベエザメツアーについて注意点を踏まえて詳しくご紹介します。
参加したツアー
私が参加したのは、CSPトラベルが催行しているオスロブのジンベエザメツアーです。このツアーは、ジンベエザメと泳ぐことがでるのが最大の見どころですが、その他にもスミロン島でのシュノーケリングやカワサン滝でのアクティビティも含まれています。セブ中心部からの往復送迎もついています。内容が盛りだくさんな分、スケジュールも非常にタイトです。
ツアー料金は約16000円程度でした。ツアーの途中で1円も使いませんでした。
過酷なスケジュール
オスロブのジンベエザメツアーは、その過酷なスケジュールでも知られています。問題なくツアーが進んでも合計16時間程度のツアーになります。
【ツアースケジュール】
02:30 ツアーピックアップ
06:00 オスロブ到着
07:00 スミロン島シュノーケル
09:30 ジンベエザメとご対面
10:30 カワサン滝に向けて出発
12:00 ランチ
13:00 カワサン滝アクティビティ
15:00 セブ市内に向けて出発
19:00 ホテル到着
ピックアップ
まず、ピックアップ時間は深夜の2時から3時と非常に早いです。ツアーのホームページでは4時と記載されていることが多いですが、実際にはAM2時ごろにホテルへ迎えに来ることがほとんどです。前日は早めに寝てツアーに備えましょう。
ジンベエザメはお腹いっぱいになると帰ってしまうため、早めに行く必要があります。
悪路が続くオスロブまでの道のり
オスロブまでの道のりは片道約4時間にも及びます。しかもその道は悪路が多く、移動中は猛スピードで車が進むため、非常に揺れます。体が宙に浮くこともありました。このため、車酔いしやすい人にとっては非常に辛い時間となるでしょう。
3時間の待機
4時間かけてオスロブに到着した後も、すぐにジンベエザメと泳げるわけではありません。世界中からたくさんの人がジンベイザメに会いに来ているため大変混雑しています。普通の日でも3時間程度の待ち時間が発生します。その間にスミロン島でシュノーケリングを楽しむことができますが、これもまた体力を消耗するアクティビティです。
ついにジンベエザメとご対面
待ちに待ったジンベエザメとの対面です。視界に収まりきらないほど大きなジンベエザメが目の前に現れる瞬間は、まさに感動的です。こちらが必死で避けなければジンベエザメにぶつかってしまうくらい、近くを泳いでくれます。
また、泳ぎや撮影などをサポートしてくれる泳力に優れた現地ガイドがたくさんいるので、安心して泳ぐことができます。
カワサン滝
ジンベエザメとの対面を終えた後は、カワサン滝のトレッキングアクティビティが待っています。カワサン滝は、美しいエメラルドグリーンの水が特徴で、写真映えするスポットです。ガイドに連れられ、5mの高さから飛び込んだり、滝壺の近くまで泳ぎに行ったりします。
海は水がしょっぱくて波も高いので泳ぐのが大変ですが、川は波もなく水も淡水なので心から安らげること間違いなしです。体力を使うアクティビティではありますが、その美しさは一見の価値があります。
注意点
以上のようなスケジュールから想像が付く方も多いかと思いますが、このツアーを安全かつ快適に楽しむためには、いくつかの注意点があります。
①酔い止めを飲もう
まず、車酔いしやすい方は必ず酔い止め薬を持参しましょう。移動中の揺れは激しく体力も消耗しているため、酔い止めがないと辛い時間を過ごすことになります。
私が参加したツアーでも気分が悪くなり、戻してしまった方がおられました。
また、体力が不安な方は、貸切ツアーを検討するのも一つの手です。貸切ツアーなら、乗合ツアーに少しの金額をプラスするだけで、自分たち専用の車とガイドを用意してもらえます。他の参加者に気を遣わず、自分たちのペースで楽しむことができます。
②カメラは持って行こう
カメラは必ず持って行きましょう。ツアーの謳い文句にGoPro付きとありましたが、グループで一つです。自分の順番がなかなか来ないですし、私たちのツアーの場合GoPro が壊れて、写真や動画は一枚も撮れませんでした。私は自分のスマホを海中へ持っていってたので少し撮れましたが、持っていっていなかったため1枚も撮れずという方もいました。
防水カメラや防水ケースに入れたスマホを自身のライフジャケットや腕に結びつけて、無くさないよう対策をして持っていくことをおすすめします。
③食べ物飲み物をたくさん持って行こう
昼食のタイミングでしか飲食物が提供されませんでした。しかも、オスロブはかなり田舎なので、コンビニのようなものもありません。
ツアー参加であれば車の中に置きっぱなしにできるので、水やお菓子などを多めに持っていくことをおすすめします。体力を使うので、アクティビティの合間にこまめに食べて、エネルギー切れにならないようにしましょう。
まとめ
セブ・オスロブのジンベエザメツアーは、過酷なスケジュールではありますが、素晴らしい体験でした。ジンベエザメと泳げた際には疲れが全て吹っ飛ぶほど感動しました。
その一方で、事前の準備や注意点を押さえておくことが大切です。これから参加を考えている方は、この記事を参考にして、素晴らしいツアーを楽しんでください。
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