中央アジアの魅力あふれるウズベキスタン。中でもサマルカンドは、「青の都」と呼ばれるほど美しい建築物が点在し、観光客に人気の都市です。
今回は、タシケントからの移動も含めた1泊2日で巡る観光モデルコースを紹介します。
タシケント⇆サマルカンド
サマルカンドへは、高速鉄道「アフラシャブ号」を利用するのが最も便利です。この列車は本数が少なく、早々に満席になるため、できるだけ早めの予約がおすすめです。
ただし、キャンセルが出ることもあるので、売り切れていてもこまめに確認してみましょう。所要時間は約2時間。タシケントを朝出発すれば、昼過ぎにはサマルカンド中心部に到着します。
1日目
【13:00】ビビハニムモスク
タシケントを出発後、サマルカンド到着はお昼過ぎ。最初に訪れるのは「ビビハニムモスク」です。15世紀に建設されたこの巨大なモスクは、ティムール帝国時代の繁栄を象徴する建築物。
圧倒的なスケールと青を基調とした装飾が訪れる人々を魅了します。約1時間ほどかけてゆっくり散策しましょう。
【15:00】ジョブバザール
ビビハニムモスクからほど近い「ジョブバザール」は、地元の人々の生活を垣間見ることができる市場です。ここでは新鮮な果物やスパイス、ウズベキスタンの特産品が手に入ります。お土産探しに最適なスポットで、地元の雰囲気を楽しみながらショッピングを楽しみましょう。
【16:00】ホテルチェックイン
観光をひと休みして、ホテルにチェックインしましょう。サマルカンド市内には観光地からアクセスの良い宿泊施設が多く、移動がスムーズです。ゆっくり休憩して、夕方からの観光に備えましょう。
【17:00】レギスタン広場(外観のみ)
夕暮れ時には、サマルカンドのシンボル「レギスタン広場」へ。特に日の入り直後から30分間のマジックアワーは必見。建物が夕日の光を浴びて幻想的な雰囲気に包まれます。その後、ライトアップされた夜景も楽しむことができるため、カメラをお忘れなく。
【19:00】ディナー
夕食は、日本人経営のレストラン「ikat」がおすすめです。ウズベキスタン料理をはじめ、幅広いメニューを提供しており、日本語が話せるスタッフが多くいて安心できます。観光の疲れを癒しながら、美味しい食事を堪能しましょう。
2日目
【8:00】レギスタン広場
2日目の朝は、再びレギスタン広場へ。朝早く訪れることで、観光客が少ない時間帯に静かな雰囲気を楽しむことができます。澄んだ空気と朝日が差し込む広場の美しさは、夜景とはまた違った魅力があります。
【10:00】ホテルに戻って朝食
観光後はホテルに戻り、朝食を楽しみましょう。多くのホテルでは、朝食時間が遅めまで設定されているため、観光後でもゆっくりと食事ができます。この時間を利用して、リフレッシュして次の観光地へ向かいましょう。
【11:00】シャーヒ・ズィンダ廟
次に訪れるのは「シャーヒ・ズィンダ廟」。ここはティムール王朝時代の霊廟群で、美しいタイル装飾が施された通りが特徴。歴史と芸術が調和した空間で、静かにその壮大さを感じることができます。
【13:00】グーリ・アミール廟
続いて「グーリ・アミール廟」を訪れます。ティムール帝国の創始者ティムールが眠るこの霊廟は、サマルカンド観光のハイライトの一つ。豪華な青のドームと内部の装飾は必見です。
【15:00】ロシアンクレープをおやつに
午後のティータイムには、地元のカフェでロシアンクレープを楽しみましょう。甘さ控えめのクレープは、観光途中の小休憩にぴったりです。紅茶をジャムを舐めながら飲むロシアスタイルのティータイムを味わうのもおすすめます。
【16:00】サマルカンド駅へ
1泊2日の旅もいよいよ終盤。サマルカンド駅には、少なくとも30分から1時間前には到着しておきましょう。高速鉄道は乗り過ごすと次の列車に乗るのが難しいため、時間には余裕を持って行動することが重要です。
【21:00】タシケント到着
夕方発のアフラシャブ号で、タシケントに戻ります。タシケント到着は21時頃。1泊2日のサマルカンド旅行の疲れを癒しつつ、素晴らしい思い出を振り返りましょう。
コメント